ムー別冊 ムー・アーカイブ 世界を変える未知科学論3

  • 2010/03/20(土) 14:07:37

ムー別冊 ムー・アーカイブ 世界を変える未知科学論 2010年 04月号 [雑誌]ムー別冊 ムー・アーカイブ 世界を変える未知科学論 2010年 04月号 [雑誌]
(2010/03/09)
不明

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最後に「恐竜の種類は3分の1が幻だった!」。これの初出は2010年2月号。ドラコレックススティギモロクパキケファロサウルスが成長段階の違いで、同じものだったと言う例をあげているのだが、骨だけで分類しなければならない恐竜などの古生物はこういう事は起こりがちだと思うから仕方が無いのではないだろうか。現生の深海魚でも全く別の種類に分類されていたものが、DNAを調べたら、それぞれ、オス、メス、幼体だったということもあったのだから。同一だということで、消えるものもある反面、違うものだと判断されて、新たに新属として記載されるものもあることは書かれていない。マーシュコープの功名争いの頃ならいざ知らず、今は長い時間かけて研究されて記載されるので、そういういことは少なくなってきているのだが。不思議とセイスモサウルスのことには触れられていない。セイスモサウルスは2004年にディプロドクスと同属であるという説が発表されているのだが。

魚竜型のUMAって何故少ない

  • 2009/01/24(土) 13:09:37

 水中のUMAって、首長竜に似たものが多いのは何故なんだろう。魚竜型のUMAっていうのはあまり聞いたことがない。UMAファン~未確認動物さんで確認すると「ボロータ湖の怪物」というのがイルカのような背びれをもつUMAとして挙げられているけど。まあ、背びれだけ見たら、イルカやサメとなかなか区別が付きにくい。
 魚竜自体がマイナーということもあるかもしれない。首長竜がメジャーかというと、やはり恐竜に比べたらマイナーなんだけれど、かなりの人が首長竜のことを恐竜だと思っていたし、今も大勢の人が思っているだろう。ドラえもんの「のび太の恐竜」で首長竜のフタバサウルスの話なのにタイトルに「恐竜」とあるのは、藤子不二雄が首長竜を恐竜だと思っていたから。また、未だにネッシーを扱ったテレビ番組などで、「ネッシーは中生代の恐竜プレシオサウルスの生き残り」なんていわれることもあるし。魚竜を見たといっても、即座にイルカやサメ、カジキの見間違えと言われてしまいそう。

ジャージーデビルがアンハングエラだって

  • 2009/01/10(土) 17:31:19

ムー最新号で件の人がジャージーデビルの正体を翼竜のアンハングエラだとやっている。
ジャージーデビルについてはwikiを読んでいただくとして、UMAというよりは伝説に近い物です。日本で言うと天狗とか鬼に当たるような物です。伝説の存在なんだけれど、なぜか目撃者がいるというやつ。
 伝説や目撃証言で描かれた想像図がwikiにもあるんですが、とてもアンハングエラとは似てもにつかない代物。ジャージーデビルの特徴は馬に似た顔なのだが、アンハングエラは吻部が長いだけで、決して馬面とはいえない。目撃証言を無視するのは件の人の常套手段なので驚くに値しませんが。
 馬に似た顔で空を飛ぶ動物はいないのかと言えば、さにあらず。その名も『ウマヅラコウモリ』というのがいるんです。詳しいことはここを見ていただきたいのですが、どうです馬の顔に似てますねえ。まあ、大きさがジャージーデビルとは全然違いますが、ジャージーデビルのことを知っていて、ウマヅラコウモリを知らない人が見たら、ジャージーデビルだと思うでしょうねえ。

決定版!本当にいる日本・世界の「未知生物」案内決定版!本当にいる日本・世界の「未知生物」案内
(2007/05)
山口 敏太郎天野 ミチヒロ

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この本を買ったのですが、ウマヅラコウモリのこともこの本のジャージーデビルの項目に載っていました。580円だけれど侮れないですね。少なくとも件の人のコピペ本を買うよりは有効なお金の使い方だと思います。
 あとアンハングエラについて、Anhanguera piscatorの模式標本は科博に収蔵されているです。最近、行っていないのでよくわかりませんが、以前は展示されていました。

本当にいる世界の「未知生物」(UMA)案内と終末

  • 2008/11/08(土) 10:36:56

本当にいる世界の「未知生物」(UMA)案内本当にいる世界の「未知生物」(UMA)案内
(2006/08)
天野 ミチヒロ

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マイショップには登録はしたのだけれど、記事にするのを忘れていました。
この本は定価580円だけれど、その体裁からコンビニを中心に売られているワンコイン本(500円玉一個で買える本)の範疇に含めていいだろう。ワンコイン本は基本的にカタログ本で、インターネットで拾えるような事柄を羅列するだけで、取材費などが格安に抑えられるので、500円で販売できるのだが、この本も古今東西のUMAをこれでもかというぐらいに羅列している。
 UMA本は實吉達郎氏の著作などを除いて、UMAを検証することはなく、ただやみくもに存在を主張するものがほとんどだった。海外の著作からの孫引きが多くて、すでに正体が判明したり、真実が明らかになったものも、いつまでもUMA扱いしているものが多い。
 この本がいいのは、すでに真実が判明したものに関しては、ちゃんとその記述があること。これはUMA本では希有のことなのだ。
 学研のオカルト誌「ムー」の誌面で某オカルトライター兼漫画家が、インチキくさい写真を使ったUMAものの連載(?)をしているが、この本を読めば、それがいかにいい加減なものかわかってしまう。UMA好きはぜひ一冊常備した方が良いと思う。
 
 最近、近所をキリスト教の街宣車が徘徊している。聖書配布協力会という団体らしい(ポストにリーフレットが入っていた。聖書配布協力会なら、聖書の一冊でもはいふすればいいのに)が、終末を売り物にキリスト教を広めようとしている団体だそうで、他のキリスト教の団体かたは批判されているようだ。
 昨今、環境問題が叫ばれ、地球温暖化を推進しないためにいろいろな規制が実施されたりする。うちの街でも11/5からレジ袋が有料化されたのだが、この環境問題というやつも、終末をを売りにした宗教の変種のような気がする。シミュレーションに過ぎないものを、必ず未来に起きることの予言のように扱い、ご丁寧にCGを駆使して、映像をみせることで恐怖を植え付ける。誰が儲かるのか分からないが(少なくともアルバート・ゴアは儲けたよね。大統領になっていたら、絶対にもらえなかっただろうノーベル賞をもらったんだから)うんざりだ。
 

イエティ(雪男)か? 謎の毛髪、DNA鑑定へ

  • 2008/07/29(火) 06:16:30

イエティ(雪男)か? 謎の毛髪、DNA鑑定へ
【ロンドン 7月28日 IANS】数々の目撃証言があるにもかかわらず、その存在が確認できないため未確認動物(UMA)として扱われてきたイエティ(訳注:日本では雪男とも呼ばれる)―そのイエティのものと考えられている毛髪について、科学者らがDNA鑑定を行うという。一風変わったニュースを配信するサイト「Newslite」が伝えた。
 イエティの存在を信じるある人物がインド北東部の密林地帯で収集したとされる「イエティの毛髪」。英オックスフォード・ブルックス大学の専門家による初期鑑定では、これまでに知られているどの動物のものとも一致しないとされているという。ヒマラヤ地域およびインド北東部での目撃が報告されている未確認動物の毛髪である可能性が高いと大学関係者は見ているようだ。
 また、同大学・霊長類学研究室の関係者によると、今回鑑定対象となっている毛髪とニュージーランドの登山家・冒険家エドモンド・ヒラリー氏により収集された毛髪には数多くの類似点が見られるという。ヒラリー氏は世界で初めて世界最高峰エベレスト(チョモランマ)の登頂に成功したことで知られている。
 インド・メガラヤ州のガロ・ヒルズ周辺では、身長約3メートル・黒と灰色の類人猿のような生物がたびたび目撃されている。(c)IANS

イエティ
 ヒラリー卿が収集した毛髪については、
・大きなイエティ「チュッテー」のものとされた毛や糞はヒグマ。
・中くらいのイエティ「ミッテー」の毛と糞についてはカモシカ。
・小さなイエティ「テルマー」の毛と糞はアカゲザル。
という分析結果がでているので、この毛髪も同じようなものである確率が高い。ヒラリー卿の名前を出すことによって、信憑度を高めようとするオカルトによくある手法だが、分析結果が出ていることまでは考慮しなかったらしい。現在はイエティ=ヒグマ説が有力である。