胃カメラ顛末記2

  • 2007/06/28(木) 18:01:06

 その後喉に麻酔をかける水飴状の薬を口に入れられ、「飲み込まないように喉に留めておいて5分後に吐き出すように」と言う指示。なかなか喉の方に入っていかず、口で留めるようになってしまう。それでも、次第に喉から口にかけて痺れてくるのがわかる。5分経過して薬を吐き出す。口に入れやすいように甘みがつけてあるが、質感が気持ち悪い。もう口の中に残ってはいないと思われるのに、何度も吐き出す。
 しばらく長椅子に座って待っていると、名前を呼ばれた。カーテンで仕切られた部屋に入っていくと処置台が二台あって二人の医師でやっているようだ。待っている間にも外来、入院とも次から次へと検査にやって来るので、二人体制でないと回っていかないのだろう。自分の担当は女医さん(と言ってもベテランの人)だ。
 処置台に真横を向いて横たわるように指示される。マウスピースを咥えさせられ、テープで固定される。緊張は最高に高まり、脈が速くなる。左腕に鎮静剤の注射を打たれる。麻酔薬でもないのに、そのあと意識がなくなる。だからどのように内視鏡が喉を通過して胃まで入っていったのか全く覚えがない。だから痛みなど全く感じない。途中、医師か看護師さんに声をかけられめを覚ます。モニタに自分の胃の画像が映っているのだが、眼鏡を外しているのでぼんやりとピンク色のものが見えるだけだ。また意識が遠のく。しばらくして「終わりました」と起こされる。処置台から降りるが、鎮静剤のせいかうまく歩けない。この後1時間ぐらいは回復室のベッドで横になっていなくてはならない。頭は結構はっきりしているし、四肢も動く。喉の痺れもなくなっている。他の方はしんどいのか目をつぶって休んでいる。あまりこういった場所に長居したくない。適当に切り上げて帰ることにする。30分ぐらい休んだ後帰ることにする。靴を履こうとしたときに、誤って靴を蹴ってしまい、ロッカーにぶつかり、派手な音をたてたので、看護師さんが何事かと飛んできた。お礼をいって検査室を後にして、会計へと向かう。今日は投薬はないのでそれほど時間はかからない。検査費用は12050円なり。やはり検査は高い。
 案ずるより産むが易しと言う言葉通り、本当に簡単に終わってしまった胃カメラ。腫瘍も潰瘍も見つからず、萎縮性胃炎という診断がでた。取り敢えずは目出度し目出度しなのだが、萎縮性胃炎というのも、胃ガン患者の大部分が通る症状らしいので注意が必要である。暴飲暴食を慎み、刺激物を避けるような食生活が望ましいとのこと。まあ心がけるしかない。もう少し生きていたいから。

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