NHK「恐竜vsほ乳類」

  • 2006/07/17(月) 22:42:14

 ディロングに羽毛が存在したから、同じティラノサウルス科のティラノサウルスにも羽毛が存在したと決めつけるのは、いかがなものか。ここでも何度も書いたが、ケナガマンモスにには全身を覆う体毛が存在したのに、同じ長鼻目ゾウ科に属する現生のアフリカゾウやアジアゾウには、ごくわずかの体毛しか認められない。人間、ホモサピエンスでもしかりである。まして、子供の頃には羽毛が存在したが、成長すると羽毛がなくなったというのは明らかなご都合主義であろう。ティラノサウルスの羽毛の印象のある化石が発見されていない以上、それは科学的に根拠のあることものではなく、ただの妄想に過ぎない。
 ティラノサウルスが家族で狩りをしたというのも、何ら直接的な証拠があるわけではない、ただの想像である。フィル・カリーがアルバータ州のバッドランドで発見した群れの化石は、ティラノサウルスそのものではなく、ティラノサウルスに近縁のアルバートサウルスであること。現生動物を見てもらえばわかると思うが、近縁であってもその生態は大きく異なることがある。たとえば、トラとライオンは同じネコ科ヒョウ亜科ヒョウ属に属しているが、ライオンはプライド(群れ)を形成するが、トラは単独行動をするなど、大きく異なっている。近縁だから同じような生態を持つはずだというのは妄想にすぎない。
 

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