フタバサウルス・スズキイ

  • 2006/05/20(土) 15:40:55

首長竜:発見から38年…新種と判明 『フタバサウルス・スズキイ』と命名 /福島
 発見から38年。「フタバスズキリュウ」が新種の首長竜だったことが分かり、世界共通の学名「フタバサウルス・スズキイ」の学名がつくことになった。発見者の鈴木直(ただし)さん(54)=いわき市内郷=は15日、自らの名字が学名に盛り込まれたことに「光栄の限り。とってもいい名前」と喜びを語った。【坂本昌信】
 発見当時、高校生だった鈴木さんは現在、同市アンモナイトセンターの主任研究員として、子供たちに化石のロマンを伝えている。
 平工業高時代の鈴木さんは、毎週日曜日に約2時間も1人で自転車を走らせ、化石発掘現場に赴いた。興味を持ったきっかけは中学時代に読んだ科学図鑑だった。
 2年生の時、いわき市北部の大久町の大久川沿いにある藪の中で、しっぽの骨を見つけた。大型のは虫類のものだと分かったが、自分の手には負えないと思い研究者に連絡した。
 鈴木さんの化石発見の物語はこれまで、子供向けの雑誌や漫画で何度も取り上げられた。化石好きの少年、少女たちにとってはあこがれの存在でもある。発見直後から鈴木さんには全国の子供たちから手紙が届き、その中には大学教授など研究者になった人もいる。
 恐竜が新種の首長竜だったことを断定した今回の論文の中心執筆者である佐藤たまき・日本学術振興会特別研究員(34)も、子供のころに影響を受けた1人で「とてもうれしい」と、同時に行われた国立科学博物館(東京都)の会見場からテレビ電話を介して、鈴木さんにメッセージを送った。
 発見から38年間もの月日が流れたことに鈴木さんは「当時、日本の恐竜時代の地層から化石が出るなんてだれも思っていなかった」と研究者らの苦労をねぎらった。
 鈴木さんは、「たった一度の人生。一つの目標を見つけたら、心の中で情熱を燃やしていってほしい」と夢を持つことの重要性を訴えた。

 ようやくフタバスズキリュウが記載されて、フタバサウルス・スズキイという学名が付けられた。一昨年あたりから、新種の首長竜として記載されるということが伝えられていた。発見から38年という年月を経て、フタバスズキリュウという通称が一般に浸透していることもあり、至極妥当な命名だと思う。
 それにしても発見以来38年である。当時高校2年生だった発見者の鈴木直さんは50歳を超えている。諸事情はあるにせよ、もう少し早くならなかったものだろうか。あまりにも38年という年月は永すぎる。
 

スポンサーサイト

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

コメント投稿

管理者にだけ表示を許可する