BCL1

  • 2015/03/06(金) 10:29:51

中学生の頃、BCLブームというのがあって、海外からの放送を聴くことが流行った。火付け役になったのはSONYのスカイセンサー5800というラジオ。それまでの多くのラジオは短波が受信出来ても、3.9MHz~12MHzまでで、短波は海外放送を聴くためのものではなく、日本短波放送(現ラジオNIKKEI)を聴くためについているという感じだった。
そんな中でスカイセンサー5800は28MHzまで受信することが出来、海外放送を聴くラジオとして販売された。
それまでは海外放送を聴くのは大人の人で、今みたいに海外の情報がネットを経由して瞬時に入ってくる時代ではなかったから、マスコミなどが情報源としていたりした。当然のことながら、受信機も高価で、中学生なんかに手が出るものではなかったが、スカイセンサー5800は定価が20800円という、中学生でもお年玉とか小遣いを貯めればなんとか手が出そうな、親にねだってもなんとかなりそうな価格で販売された。ねだるのにも、海外放送を聴いて、英語の勉強をするという錦の御旗があって、他のものと違いねだり易かったということもあった。
英語の勉強というと、うちらの親の世代は敵性語としてタブーになった世代だから、多大な効果があって、自分もBCLラジオを買って貰えることになった。
もちろんお目当てはスカイセンサー5800で、近くの百貨店の電器売り場に走ったが、あろうことか、目前で最後の1台が買われてしまったのだった。店員にいつ入荷するのかを尋ねるが、人気商品なのでいつ入荷するのかは不明という返事で、失意の自分に店員が放った悪魔の一言「こちらのラジオも海外放送用ですよ」が後々の自分のBCL人生を狂わせることになる。店員が指し示したラジオは東芝のサウンド750GSだった。

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