恐竜に似たワニの「親類」、2億1千万年前に二足歩行

  • 2006/01/27(金) 10:43:25

恐竜に似たワニの「親類」、2億1千万年前に二足歩行
恐竜によく似た特徴を持ち、二足歩行するワニの「親類」が2億1000万年前ごろの三畳紀に生息したことが確認されたと、ニューヨークの米自然史博物館が25日、明らかにした。化石はニューメキシコ州で1947年に発見され、恐竜と思われて同博物館に保存されていたが、研究者2人が再調査して判明したという。
 新発見の動物は「エフィジア・オキーファエ」と名付けられた。エフィジアは「幽霊」を意味し、これまで長く科学の目でわからなかったことに由来する。体長約2メートルとみられ、歯はなかった。
 多くの恐竜化石が発見されたことで知られる場所で約60年前に見つかり、大きな目、歯のない口など頭部の特徴から約1億3000万年前の白亜紀に生息したダチョウのような恐竜オルニトミムスの一種だと思われていた。しかし、化石を研究したスターリング・ネスビットさんによると、足関節がオルニトミムスと異なってワニに近く、これまで知られていなかった動物だという。生息した年代もダチョウ恐竜から8000万年さかのぼる。
 化石は4体あり、頭部がほぼ完全にみつかっている。この種は絶滅し、その後のダチョウ恐竜や今のワニにはつながっていないという。

 博物館のバックヤードで見つかったというのが、面白いが古生物学の世界ではよくあることで、調べ直したら新種だったという例が今までにもある。
 進化の収斂というやつなんだろうか。ダチョウ恐竜は走るのが速かったとされているが、エフィジア・オキーファエも同様に速かったのだろうか。ご丁寧にもダチョウ恐竜と同じく歯まで消失しているということは、よほど生息環境が似通っていたのだろうか。興味は尽きない。

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