はやぶさを票集めに使うな

  • 2010/06/16(水) 11:40:31

「はやぶさ2」予算、首相ら前向き…仕分けと逆
宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ」が7年ぶりに地球に帰還したことを受け、菅首相や閣僚から15日、民主党政権が事業仕分けなどで大幅削減した後継機「はやぶさ2」の開発予算拡充に前向きな発言が相次いだ。
 後継機の予算は、自民党政権当時の2010年度予算案概算要求額が17億円だったが、鳩山政権発足後の見直しで5000万円となった。事業仕分けでは「コスト削減の努力をすべき」などと判定された結果、3000万円にまで削り込まれた。
 しかし、菅首相は15日の参院代表質問で「今回の実績をふまえ、開発経費について必要な手当てをできるように配慮をしたい」と表明。同機構を所管する川端文部科学相も閣議後の記者会見で、「(予算削減は)『はやぶさ』の結果を見ながら考えようということだった」と釈明したうえで、「非常に大きな成果を上げたので、それを踏まえて考えたい」と述べた。事業仕分けで「仕分け人」を務めた蓮舫行政刷新相は「私は宇宙関連に関して直接担当していたわけではない。仕分け結果を何が何でも守るというべきものではない」と語った。
 ただ、こうした対応は野党側の批判を招いている。
 15日の参院代表質問で自民党の西田昌司氏は、蓮舫氏が事業仕分けの際に次世代スーパーコンピューター開発について、「(世界)2位じゃだめなんですか」と発言したことを念頭に、「技術力の開発を『なぜ2番ではいけないのか』と切り捨てたのが民主党政権だ」と指摘した。
 蓮舫氏は「発言の一部、一言だけを切り取って仕分けを語られている」と反論したが、後継機の予算削減には直接触れず、西田氏は再質問で「答弁になっていない」と厳しく批判した。
(2010年6月16日03時14分 読売新聞)

 こういう話を聞くと事業仕分けというのが、いかに実体のないパフォーマンスに過ぎなかったかわかる。17億円の予算を5000万円に減額し、なおかつ3000万円に削り込んだということは、はやぶさプロジエクトはやる価値のないものだと断定したわけだよね。それを簡単にひっくり返すというのはいかがなものか。ポリシーの欠如を指摘されても仕方ないと思う。マスコミがトップニュースで取り上げ、国民もその快挙に拍手喝采をしたから、来る参院選の票集めのためにはやぶさを利用しようという図式が、あからさまに見えて気分が悪い。

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