ムー別冊 ムー・アーカイブ 世界を変える未知科学論1

  • 2010/03/20(土) 05:12:27

ムー別冊 ムー・アーカイブ 世界を変える未知科学論 2010年 04月号 [雑誌]ムー別冊 ムー・アーカイブ 世界を変える未知科学論 2010年 04月号 [雑誌]
(2010/03/09)
不明

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えーっと思わず買ってしまいましたムーの別冊。恐竜に関しての記事は「新生代に恐竜は存在した!」「恐竜は巨大な鳥だった!」「恐竜の種類は3分の1が幻だった!」の3つ。他に口絵の「世界を変える!驚愕の科学ニュース」に「恐竜には羽毛が生えていた!」「恐竜の完全なミイラが発見された!」「恐竜とヒトの足跡が交わる!?」が掲載されている。
 まず口絵から、「恐竜には羽毛が生えていた!」は本文「恐竜は巨大な鳥だった!」のイントロダクション。「恐竜の完全なミイラが発見された!」千葉・幕張メッセで2009年に開催された「恐竜2009-砂漠の奇跡」に展示されたハドロサウルス類がミイラ化した化石愛称「ダコタ」のこと。「恐竜とヒトの足跡が交わる!?」は例によって、パラクシー川のやつ。これはねえ、創造論の側からも捏造であると否定されてしまっているものなんですけどねえ。日本では相変わらずオーパーツ扱いなんだけど。パラクシー川の足跡については、「足跡の中の足跡」が詳しいです。「飛鳥昭雄の大真実Part2」のコンテンツなんですが、なぜかトップページからのリンクがないので直リンさせていただきました。
 それでは本文のほうのツッコミを。まず「新生代に恐竜は存在した!」。初出は2009年8月号。これは、以前からよく言われていたことで、局地的に残存していたということは、可能性としてはあり得るとは思います。この記事がムー的でないのは、新生代に恐竜が生きていたからといって、恐竜が現代まで生き残っているということではないと切り捨てていること。これってムーの存在価値を否定していないかい。
 恐竜が新生代まで生きていたという傍証に挙げられているヒプセロサウルスの卵だけど、これはヒプセロサウルスのものと確証されているものではないです。ヒプセロサウルスの卵に限らず、卵の親が確定しているものは、ごく僅かです。孵化直前のものなら、胚(胎児)の骨格が残るケースもあるでしょうが、そうでなければ、卵の中味は黄身と白身ですから、なにも分かりません。それでは、なぜヒプセロサウルスの卵と言われるのかというと、同じ地層から発見されたからです。たぶんこの恐竜の卵だろうと推定しているに過ぎないのです。
 オヴィラプトルという恐竜がいます。この恐竜は当時、プロトケラトプスのものと考えられていた卵のそばで発見されたため、プロトケラトプスの卵を盗んで食べようとしていたに違いないと思われ、卵泥棒を意味するオヴィラプトルという名前をつけられました。ところが、後年、プロトケラトプスのものと思われていた卵の中から、孵化寸前のオヴィラプトルの胚(胎児)の骨格が見つかったり、オヴィラプトルが巣に覆いかぶさった状態の化石が発見され、オヴィラプトルは抱卵していたのではないかと言われるようになりました。
 同様に、ヒプセロサウルスの卵というものも別の生物の卵と言う可能性もあります。ヒプセロサウルスの卵ですが、割れたかけらの状態のものが、数多く出回っていて、比較的安価で入手出来ます。恐竜の卵の化石といえば、まずこれです。
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この記事に対するコメント

こんにちは。始めてコメントします。
新生代の恐竜の件ですが、肉食恐竜でもドロマエオサウルス系の小さめのものなどは生き残っていた可能性もありますね。(小型種だと雑食なんてこともあるかもしれませんが、、)
またミクロラプトルなどは白亜紀前期ですが後期にも滑空、初歩的な飛行ができるような小型種がいたと思いますし、ラホナビスみたいな原始的な鳥類も生き残った可能性かもしれないですね。
そのような種類ならば機動性なども高く、鳥に近い所も充分あると思いますので真鳥類などと同じように生き延びて暁新世くらいまでは生き続けた可能性もかなり高いと思います。

  • 投稿者: 匿名
  • 2015/01/15(木) 00:47:03
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