恐竜に関するニュース三題。

  • 2009/06/22(月) 08:27:27

恐竜と鳥つなぐ“手”
恐竜と鳥類、両方の手の特徴を持つ新種の恐竜化石を、中国科学院や米国、カナダなどの研究チームが新疆ウイグル自治区で発見し、18日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
 鳥類は恐竜から進化したとする「恐竜起源説」が有力で、翼は手の進化の結果と考えられている。だが骨格部分となって翼を支えている鳥の手と、恐竜の手には、起源が同じとは見なせない大きな違いがあり謎だった。
 日本の国立科学博物館の真鍋真研究主幹は「最大の疑問だった手の構造の違いを合理的に説明できる重要な発見だ」と話しており、恐竜起源説の有力な証拠になりそうだ。
 化石はジュラ紀後期の約1億6千万年前のぬかるんだ泥だった地層から出土、恐竜の体長は約1・7メートルと推定される。ティラノサウルスを含む獣脚類の仲間とみられ、ラテン語で「泥」を意味する「リムス」から「リムサウルス」と名付けられた。
 獣脚類恐竜の手は5本指から退化し、人でいう親指の形状をした指を含む3本指だと考えられてきた。一方、鳥類も3本指だが、起源は人さし指から薬指までだとの考えが有力視されてきた。
 見つかったリムサウルスの手の3本指は、鳥と同じく人さし指から薬指までだったが、人さし指が親指のような形状に変わっており、恐竜の特徴も持っていた。

ティラノサウルス:歯の化石発見 体長2倍 兵庫・丹波
日本最大級の草食恐竜「丹波竜」が見つかった兵庫県丹波市の「篠山層群」下部層(前期白亜紀、約1億4000万~1億2000万年前)で、大型の肉食恐竜ティラノサウルス類の歯の化石が見つかった。推定される体長は約5メートルで、これまで考えられていた同時期のティラノサウルス類の約2倍の大きさという。
 発掘した同県立人と自然の博物館(同県三田市)は「大型化の年代が大幅に早まる可能性があり世界的に貴重」としている。27日に千葉県である日本古生物学会で発表する。
 化石は長さ約1.8センチ。先端が欠けたものと合わせ計2本が、今年1~3月に見つかった。
 同類は中生代ジュラ紀の約1億6500万年前に現れ、約1億2500万年前までの原始的なタイプと、後期白亜紀以降の進化した大型のタイプが見つかっていた。国内では石川県や福井県などで同じ前期白亜紀のものが見つかっているが、いずれも小型だった。同館の三枝春生主任研究員は「進化の年代が大きく変わる可能性があり、見つかった地層の年代を再度確認したい」としている。【粟飯原浩】

堅い実食べる小型恐竜-ゴビ砂漠で新種化石発見-米中チーム
中国内モンゴル自治区のゴビ砂漠から、約1億1000万年前(白亜紀半ば)の小型草食恐竜の化石が見つかり、新種に分類したと、米シカゴ大と中国科学院の研究チームが21日までに英王立協会紀要の電子版に発表した。頭骨が現代のオウム・インコ類に似ているプシッタコサウルス属の1種で、堅い木の実や種を食べていた特徴がはっきりしているという。
 「ゴビエンシス」と名付けられたこの新種は、体の長さが90センチ程度だが、大量の胃石が見つかった。胃石は、胃の中で食物をすりつぶして消化するためにのみ込んだ石。体格の割に数が多いのは、堅い木の実などを消化するためだったと考えられる。あごの骨格や、推定される筋肉の付き方も、堅い食物に適応していたという。(2009/06/21-18:33)

 恐竜に関するニュース三題。
食性については、堅い木の実を食べていたのであれば、何らかの痕跡が残っていても不思議ではないと思うんだけれど、バリオニクスの胃の辺りから魚の鱗が見つかったように。またバリオニクスにしたって、魚ばかり食べていたわけではないだろうし、この恐竜にしたって木の実ばかり食べていたわけではないだろう。木の実がないときには一体何を食べていたというんだ。

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