貴重な恐竜の化石 不法にネット・オークションで販売

  • 2005/02/26(土) 11:31:33

貴重な恐竜の化石 不法にネット・オークションで販売
[バンコク 25日 ロイター]  タイ警察は、人気オンライン・オークションサイトe-Bayで貴重な恐竜の骨の化石を販売していた男を逮捕し、大量の化石を押収したと発表した。
タイ警察は米国税関と協力し、25歳のタイ人ビジネスマン、ピリヤ・ウォチャジトパン容疑者を骨董品取引と隠蔽・所有の疑いで起訴した。米国関税がタイから恐竜の骨が輸入されるところを取り押さえた時に事件が明るみになったが、その後の当局の調べでピリヤ容疑者が英国、カナダ、香港、中国、日本にも化石を発送していたことがわかった。
「我々は、8ヶ月に渡ってこの件を調査してきました」と米国税関職員のマーク・ロビンソン氏はバンコクで語った。
専門家は、恐竜の化石は非常に貴重で値がつけられないと言っているにも関わらず、オンライン・オークションで最初に付けられた化石の入札額はわずか1000ドル(10万円)だった。
ピリヤ容疑者は、タイの北部の村民から30ほどの大きな恐竜の化石を小さいもので5万バーツ(15万円)、大きいもので10万バーツ(30万円)で購入した。この村では1976年に最初に恐竜の化石が発見された。
ピリヤ容疑者に有罪判決が下されれば、最長で7年の禁固刑と70万バーツ(350万円)の罰金刑が課されるという。

 日本でも買った奴がいるということですよね。マニアなのか業者なのか。どんな貴重なものであれ、死蔵されるということは恐竜学の発見に寄与しないわけで、恐竜好きにとっては悲しむべき事だと思うけれど。
 中国なんかでも当局は取り締まっているはずなのに、いまだに市場に流れているでしょう。化石の産地では化石成金たちの豪邸が乱立しているという噂もあるし。
 数年前にミネラルフェアで、怪しい中国人が。明らかに密輸したものと思われる大型獣脚類(タルボサウルス?)の下あごの化石を無造作に紙袋から取り出して、外国人ディーラーに売りつけようとしていたのを見たことがある。30万ぐらいの値段を言っていたようだったが、そのディーラーはきちんとした化石商だったので、出所のわからない化石を買うことは出来ないと断っていた。当時はまだネットオークションが今ほど盛んではなかった(まだ無かったかも)ので、密輸はしたものの販売する手段に困り、ミネラルフェアに売りに来たのだろう。
 だが、今はネットオークションで匿名で売り、匿名で買うことが出来る。以前よりも死蔵されている恐竜化石は増えているだろう。
 恐竜の化石を所蔵したいというマニア心はわかる。だが、それが恐竜学の発展を阻害するようではいけない。このタイ人から化石を買った人、いますぐ化石を還しなさい。

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