古代の宇宙人 #45 恐竜絶滅の謎

  • 2013/04/03(水) 00:18:42

CSのヒストリーチャンネルで「古代の宇宙人」というのを放送している。まあ、あちら側の人達が、例によっていろいろな歴史的な事柄を宇宙人のやったことにしたがるという番組なのだが、今日4/2に「#45 恐竜絶滅の謎」というのが放送されていた。今は、シーズン4ということで、調べてみたらアメリカでは2012年に放送されたもので、それほどタイムラグはないようだが、内容から見ると10年ぐらい前のものなのではないかと思えるほどお粗末であった取り上げられたものは「パラキシー川の足跡」や「イカの石(カブレラストーン)」「アンコールワットのステゴサウルスのレリーフ」。「パラキシー川の足跡」や「イカの石(カブレラストーン)」はもはやインチキであることがわかっているものであり、「アンコールワットのステゴサウルスのレリーフ」にしても、たしかに背中の皮骨板のように見える菱型が彫られているけれど、頭部はステゴサウルスとは違って大きいし、ツノらしきものもあるし、またよく見ると皮骨板らしきもの体から離れている。ステゴサウルス? 拾った画像を貼っておくので判断してほしい。
 恐竜絶滅の原因と言われる隕石が落ちたユカタン半島にマヤ文明が勃ったのは偶然だろうか?宇宙人が介在していたのではないかなどといっていたが、マヤ文明は隕石の衝突でできたセノーテにより恩恵を被っていたことは間違いないから偶然ではないだろう。また隕石は宇宙人が恐竜を滅ぼすための兵器だったとか、隕石ではなく核兵器だったなどというそれはお前の妄想だろうという発言が相次ぐ。核兵器で恐竜が滅んだ証拠に博物館に展示されている恐竜の化石からは放射線が出ているので、それを防ぐために鉛の混じった塗料が塗られているという発言が出てきて、失笑を禁じえなかった。この人は博物館に展示してある恐竜の化石が本物だと思っているらしい。まあ、中には純骨もあるけれど、殆どの場合はシリコーンや石膏で型取りした樹脂製の複製品が展示してあるのである。貴重な化石を破損、盗難の恐れのある展示室に置くほど馬鹿ではないし、ましてや塗料なんか塗るわけがないのだ。当然樹脂は樹脂の色をしているわけだから、本物の化石っぽくするためには着色しなければならない。その着色に用いられた塗料に鉛が混じっていただけなのだ。数年前に中国で生産された玩具に鉛が混じっていたと問題になったことがある。今は環境問題とか健康問題がやかましいから鉛を含んだ塗料は少なくなっているが、昔は普通にあったものなのだ。だから、博物館にある恐竜化石レプリカの塗料に鉛が含まれていたとしても何も不思議もない。だいたい鉛を含んだ塗料ごときで放射線が遮断できるなら、我々はこんなに苦労はしていないのだ。
で、年代測定の話は例によってC14を持ち出してくる。恐竜化石の年代なんてC14では測定出来ませんから。
シーラカンスが生き残っているのは、宇宙人が保護したのちに、放流したからだ、爬虫類なのに絶滅せずに生き残っているワニやカメも同様だって、新手のノアの箱舟かよと言いたくなる。
ヒストリーチャンネルは結構良い歴史番組を作るのになんでこんな非科学的な番組を作るのだろう。この番組のおかげで他の番組も胡散臭くなるのがわからないのだろうか

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